ロゴデザインのストーリー
- Hiroshige Kobayashi

- 2月3日
- 読了時間: 3分

はじめに
小林さんの友人で、デザイナー/クリエイティブディレクターの加藤です。
TEAMING NAVI INQUIRE(以下TNI)のロゴデザインについて、少し話をさせていただきたいと思います。 TNIの活動、小林さんの活動に共感し、デザインをさせていただきました。
僭越ながら、このストーリーを共有させていただくことで、TNIの活動の後押しになり、多くの悩める子供たちやその保護者の方々の力になれればと思います。
ロゴマークってどうやってできるの?
企業や組織のシンボルとなる、ロゴマークやデザインはただのグラフィックやマークではありません。
企業のロゴマークは、その企業の性質やコンセプトを一瞬で感じてもらい、ビジネスを良い方向に誘導するという機能があります。
この機能性を十分に発揮できるよう、我々デザイナーは多くの仮説を立てながら、時間をかけてデザインをつくっていきます。
TNIロゴの特別な成り立ち
TNIのロゴデザインは、特別な成り立ちをしています。
一般的にこういったデザインは、クライアントと長い時間話し合い、共通イメージを何度も擦り合わせながら進めていくものです。 ですが、このデザインは小林さんと出会った瞬間に生まれました。
レクチャーやディスカッションではなくダイアローグ「対話」を大切にし、コンサルティングやメンタルトレーニングというわかりやすいビジネスモデルではなく、対話そのものが全てであるという考えが、TNIの事業コンセプトでした。
自分の息子の相談ごとをした時に、ロゴデザインの相談を受け、その帰り道に小林さんの人柄や思いを反芻しながら、ストーリーがすでに浮かび始めていました。
対話とは、会話とは違う。
コミュニケーションという軽い言葉でも表せない。
そこに非常に大きなヒントと魅力を感じました。
違う考えの人同士が、衝突を恐れず、安全に話せること。 そこに対立やカオスが生じても、それでもなお話ができる。 解決に導くことがゴールではなく、そもそもゴールはなく、対話し続けるということが人生において、最も重要な研鑽になると。
その考え方自体を広めることが、小林さんのアクティビティだと、直感的に感じました。 その時に、デザインのストーリーが自然と湧き上がってきました。
きっとこの出会いも、デザインも必然だったと思います。
すぐに頭の中にあるものをヴィジュアル化して、小林さんに提案しました。僕の頭の中の絵をそのままストーリーにしました。まさに「対話から生まれたデザイン」です。
ストーリーボード
僕たちはカギカッコの片割れ。
一人では生きていけない。
一人では会話もできない。

誰かと対話する。
誰かとつながる。
対をなすことで存在する。

でも集まり、
綺麗に並んでもルールや秩序にしかならない。

必要なのは安全で自由な対話。
それがカルチャーになっていく。

誰かと会話する。
誰かとつながる。
対をなすことで存在する。

人々の記憶の片隅に
TNIと関わる全ての人の心に残り、いつまでも対話の大切さを忘れず、何かあった時このロゴマークを思い出し、自身と、他者と向き合えるような社会になることを祈っています。

Kentaro Kato


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